
1.養育家庭(里親)
一定期間子どもを預かり育てる里親です。赤ちゃんから中高生まで子どもの年齢はさまざまです。
子どもの家族の状況により、数週間の短期間から数年の長期間に及ぶこともあります。
委託期間は子どもの家族の状況が整うまでの間となり、子どもの家族との面会などの交流を経て、一定期間で子どもが実家庭に戻る場合もあります。
- 養子縁組を目的とせず、0歳から18歳までの子どもを一定期間ご家庭で養育する里親です。
- 保護者の傷病や出産等により短期間養育するケースもあります。
- 心身ともに健全であれば年齢は問いません。
- ご夫婦または同居を継続する大人2名の登録が必要です。
- 特段の事情がある場合は、単身でも可能です。

2. 専門養育家庭
養育家庭として養育の経験を有し、専門的ケアを必要とする児童を一定期間養育する里親です。一定の要件を満たし、定められた研修を受ける必要があります。

3.親族里親
子どもの両親などご家族が、死亡、行方不明、長期入院などにより子どもを養育することができない場合に、祖父母等の親族が里親となって、その子どもを育てる家庭です。
- 子どもの扶養義務者及びその配偶者が対象です。
- 扶養義務のない叔父叔母などの親族は、養育家庭として登録できる場合があります。

4.養子縁組里親
養子縁組によって養親となることを希望する家庭です。
養子縁組が成立するまでの間、里親として子どもを家庭で養育します。
- 15歳未満の子どもの福祉を優先した制度です。
- 原則25歳以上のご夫婦が対象です。